無事に生き延びる、それだけで十分|11/24(金)

ドラマ『きのう何食べた?』で、もうすぐ50歳になるシロさんのもとに大学の同級生がガンで亡くなったという知らせが届いて、お葬式に行く。パートナーのケンジはこの前誕生日を迎えてアラフィフに突入したのだけれど、もうアラフィフだから誕生日はお祝いされたくない、と頑なに拒否して結局何もしなかった。シロさん50歳の誕生日まであと少し。この前お祝いできなかったケンジの誕生日もやっぱり一緒にお祝いしたい、と伝えるシロさん。

誕生日をお祝いするというのは、大切な人が今年も1年無事にこの日を迎えられた、何事もなく生き延びられたということをお祝いする、その喜びを分かち合う特別な日だ。だから一緒に祝いたいんだ。

シロさんのセリフを聴いて、「誕生日」についての捉え方が変わった。友人の子どもが生まれたということも影響しているのかもしれない。生きていることはあたりまえじゃない。