極楽浄土|2023年9月14日(木)

朝の連続テレビ小説『らんまん』。早川さんって誰だっけ、と忘れてしまうものだなあ。逸馬さん!!!!ここでつながるとは。感動した。

録画していたNHK-BSの番組『英雄たちの選択』、ザビエルの話。戦国時代、キリスト教がどんな風に入ってきたのか、そういえばあんまり知らなかったなと思って見てみた。

というのも、『どうする家康』の最初のほう、一向宗の話を見て、戦国時代って、生きるのめちゃめちゃしんどいよなって思って。戦、戦、いくさの日々。今日を生きるので精いっぱいだし、明日はどうなるか、いつ誰が攻めてきて田畑が荒らされるか、家に火がつけられるか、大切な家族の命が奪われるか、わからない。今日食べるものすらない。まさに、穢土。そこに、南無阿弥陀仏と唱えるだけで救われる、極楽浄土に行ける、という救いの手。

社会学者の橋爪氏が、「救い」「救済」という考え方は鎌倉新仏教の浄土宗によってすでに広まっていたから、日本人はキリスト教の考え方も受け入れやすかったのではないか、というコメントをしていて、なるほどなと思った。