むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

細く、長く

姫路の縁楽堂のような、地元の人しか知らないようなとっておきの穴場に連れて行ってくれるところ。

佐渡の万長のような、うっとりするような夕日が見えるところ。

長野のあずまや高原ホテルのような、夜警さんでも星やその場所の美しさを知っていて魅力的に伝えてくれるところ。

長野のよろづやのような、古い建物をきちんと守っているところ。

鎌倉のai aoiのような、丁寧に暮らすように旅をすることの美しさを教えてくれるところ。

那須のchusのような、地域の食をカジュアルに楽しめるところ。

長野のマスヤのような、人が集まることのあたたかさを感じられるところ。

佐原のNIPPONIAのような、長いときをかけて積み重なった人々の営みや街並みを味わえるところ。

湯沢の旅籠井仙のような、その土地の食文化がなんて美しいんだと思わせてくれるところ。

 


そんなところに身をおいて、

 


お花を毎日飾ること。

隅々まできれいにすること。

手間をかけること。

季節ごとにしつらえをかえること。

古いものを大切にすること。

窓の外の景色を味わうこと。

見えない所こそ美しくすること。

 


これらのことを大事にしながら、

無理なく無駄なく、

細く、長く、続けていきたい。

 


そんな風に、生きていきたい。