むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

【61】日曜の昼下がりの戯言

今ここにないものばかりに気を取られがちだけれど、なんだかんだ今は充実していて、休みの日の朝に洗濯をして掃除機をかけてヨギーを聴きながら風と光と揺れるゆとりもあって、天気と気分次第で、山に行こうか街に行こうか選べる贅沢もあって、むかしの人が、十五夜は綺麗だけれどちょっとくらい欠けている十三夜の方が風情があっていいよね、と言ったような感覚に共感するように、ちょっと足りないものがあるくらいがちょうどよくて、手に入れたいけど入れられないものに一喜一憂することも実は結構贅沢なことなんじゃないかなと思ったりする、日曜日の昼下がり。