むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

【48】中秋の名月

今日は中秋の名月です。
雲に隠れて見えません。

兼好法師

「花はさかりに、月はくまなきをのみ、みるものかは、雨に対ひて月を恋ひ、たれこめて春の行方をしらぬも、なほあはれに情深し」

といいました。

花は盛りに、月は澄み渡ったものをばかり見るものではなく、雨に対して月を思うのも趣がある

と。

いいですね。

名月が見えないことを、無月とか雨月とか呼ぶそうです。

 

林先生の番組で、秋の話をやっていました。

十五夜は、収穫を感謝する儀式だそうです。
月神である月読命(つくよみのみこと)が農耕の神様なんですね。
月見だんごと、すすきをお供えします。
お米の収穫を感謝するために、米粉で月に見立てて作ったお団子と、稲穂に見立てたすすき、なんだそうです。
なるほど。

ちなみに、「中秋の名月」の「中秋」とは、秋の真ん中のことで、旧暦では、

1.2.3月、春
4.5.6月、夏
7.8.9月、秋
10.11.12月、冬

旧暦8月15日、秋の真ん中の、満月

で、中秋の名月、というそうです。

では、なぜ秋なのかというと、
秋の月が一番綺麗だから、だそうです。

夏は低く、冬は高く、
春と秋は同じくらいですが、春は朧月という季語があるように、霞む日が多く、秋が月が一番きれいに見えやすい季節ということで、秋なのだそうです。
(朧月とは、次の日が雨になる日の前の霞みがかった月のこと)

ちなみに、お団子のつまみ食いは、神様が食べたとされるから良いことなのだそう。

縁側で、月を眺めながら、お団子を食べたいですね。