むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

【5】backnumberさえいれば、他には何もいらないと思った

backnumberドームツアー@東京ドーム2日目。
(※曲名記載ありです)

ドーム。DOME。

backnumberさえいれば、他には何もいらないと思った。
「この世の全てが敵になっても、俺はずっと君の味方だよ」的なフレーズよく聞くけど、たとえこの世の全てに冷たい視線を浴びせられたとしても、backnumberさえいれば、あれば、私は強く生きていけると思った。
私にはbacknumberがある、と思ったときの心の安定感というか安心感というか、きっとこの感覚は他の何物にも代えることはできないんだろうなと思った。

ドームだったけど、ああここドームだ、って感じたのは1曲目までだった。
気づいたら、いつもの箱にいる感覚になっていた。
アリーナよりも近い気がした。
フェスよりも近い気がした。
瞬きがbacknumberにとってどれだけ大事な曲なのかということを、体で感じられた。
SISTERでジャンプしたら、いつもの場所になった。
ARTISTはノリ方探り探りで踊った。
青い春は叫んだ。
からの、チェックのワンピース。ドームで。からの、エンディング。ドームで。
泣いた。なんの涙かはわからないけど、泣いた。

ハッピーエンド。
からの、むねさわりたい。にやけた。
半透明人間、海岸通りで汗だくになった。

ドームで、3人だけで、昔の機材を使って、その頃やっていた曲をやる。
ドームで。
ああbacknumberはbacknumberだなあ、と思った。安心した。
やっぱり音の厚みは違うと思った。
でも依与吏さんの歌の上手さが鮮明だった。
西藤公園と、重なり。おとなしかった。partyとは違う。

クリスマスソング、ヒロインからのstay with me。やめてって思った。いまの私にその曲はしんどいと思った。えぐってきた。まあツアーのタイトルだからどこかでやる曲ではあったけれど。
なんかもうわけわからなくて、辛いのか悲しいのか楽しいのか嬉しいのか情けないのか、ごっちゃごっちゃした。

もうすぐ終わりですーってMCに驚いた。まだ30分くらいしか経ってない感覚だった。
大不正解は好きに踊った。
MOTTOは汗だくになった。
スーパースターのイントロが始まったとき、お願いだからやらないでって思った。
スーパースターは最後の合図だから。
泣きたい気持ちを抑えて飛び跳ねた。

アンコールは始まってほしかったけど始まってほしくなかった。
ネタンデルタール人で踊って、ささえる人の歌で泣いて、高嶺の花子さんのイントロでまた始まらないでーって思ったけどもう全力で跳ねて力尽きようと思って跳ねて燃え尽きた。

全18曲+アンコール3曲が、あっという間すぎて混乱した。
あれ時空旅してきたのかしら的な感覚になった。
こんな感覚になったのははじめてだった。
これがドームというものなのかと思った。
はあ終わってしまった。
目に見えるものが違ってみえる。

依与吏さんが、「ドームに連れてきてくれてありがとう」って言っていた。
それはこっちのセリフですって思った。

ああ旅したい。