むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

素敵な80歳

今日担当したお客様は、千葉からいらした方でした。
80歳になられたお姉さまと、7つ下の妹さんと、妹さんの旦那さんと。
朝の5時半に千葉を出発、川中島古戦場鬼無里→戸隠中社。
明日は、苗名滝を観に行かれるそうです。

 

明るくて、お肌がつやつやで、笑顔が素敵な方でした。
旦那さんは2年間ほど長野に住んでらっしゃったようで、「どこか良いところはありますか?」とお聞きしたら、「長野は、まあ雪国はどこも当てはまるけれど、寒暖差が大きいから、草木や花の生命力がすごい。寒さに必死に耐えて、暖かくなって一気に咲くから、色が鮮やかでたくましくて。いいところはたくさんある。自然が綺麗」

 

なるほど、寒暖差。
寒い地域で、寒さ厳しい季節→だんだんと暖かくなってくる季節、を過ごすのが初めてなので、比較はできないのですが、春・初夏(今くらいの時期)ってこんなに気持ちの良い、美しい季節だったっけ、と思うくらい、本当に、この世に悲しみなんて悪いものなんて存在しないんじゃないかと思うくらい、爽やかで明るい世界が広がっているように感じます。
良い時期に来られました。よかった。

 

全国津々浦々行かれているそうで、佐渡の話も少し。
「今の時期はいい時期よね、海岸線に花がばーっと咲いて」
「そうですね、一番いい時期ですね」
「なんだったっけ、花の名前」
「えっと、なんでしたっけ」
(カンゾウでした。しばらくして思い出しました。あんなに見たのに。記憶力…。)
ああ、佐渡に行きたくなりました。

 

こんな素敵な80歳になりたい。
年を重ねることにちょっとだけわくわくできた、そんな日でした。