むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

「家喜物」と書いて

私、旅館で働いております。
仲居をやっております。

 

ふだんより気合いの入った席でのこと。
お品書きを見ていると、読めない言葉がありました。

 

「家喜物」

 

これってなんて読むんですか?

やきもの、って読むよ。

 

家の方々が、家が、喜ぶ物。
素敵な言葉ですね。

いつ、だれが考案したのでしょうか。

 

ちなみに、お祝いの席でのお品書きは、「家喜物」のほかにも、
「多喜合わせ」(たきあわせ)
「寿の物」(すのもの)
などもあるそうです。

 

見ているだけで嬉しい、幸せな気持ちになります。

こういうのを知ると、ああ日本語っておもしろいな、日本に生まれてよかったな、とつくづく思うのです。