むだなものを愛しつづけられる人間でありたい

たとえば誰かに手紙を書くように、何気ない出来事を綴るとしたら。

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか」読書感想文。

どんな本

1937年発行。
盧溝橋事件が起きた年。
太平洋戦争に向かっていっている頃。
主人公コペル君が、日々の生活の中で感じたことや考えたことから、それが社会の構造とどのようにつながっているのか、また、人間が生きる上で考えていくべきことについて、おじさんがヒントをくれながら、コペル君が(=読者が)気づきを得ていく話。

学び・考えたこと

人生はいかにシンプルかということ。
学ぶということはいかにシンプルかということ。
日常の小さな疑問の答えを知ろうとすることから、考えが深まり、世界が広がっていく。
自ら抱いた疑問は、自らの意志で「知りたい」と思う。そこから得た答えは、自分の答えになる。自分の言葉になる。
「学ぶ」とは、そういうことだと思う。

 

おじさん

だから肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えていくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもごまかしてはいけない。そうして、どういう場合に、どういうことについて、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。そうすると、あるとき、あるところで、君がある感動を受けたという、繰り返すことのない、ただ一度の経験の中に、そのときだけにとどまらない意味のあることがわかってくる。それが、本当の君の思想というものだ。これは、むずかしい言葉で言い換えると、『常に自分の体験から出発して正直に考えていけ』ということなんだ。

コペル君

僕は、すべての人がおたがいによい友だちであるような、そういう世の中が来なければいけないと思います。人類はいままで進歩してきたのですから、きっと今にそういう世の中にいきつくだろうと思います。
そして僕は、それに役立つような人間になりたいと思います。

 

そこで最後に、みなさんにおたずねしたいと思います。
君たちは、どう生きるか。

 どう生きるか。